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# この星の一等賞になるの
2006/06/25 00:24



ピンポンを観たのだ。
この映画は、劇場でも観て、
レンタルでも観て、
とうとう買うまでに至った大好きな映画なのだ。

内に秘めた熱い想いを
爽快に思い出させてくれる映画で、
仲間の大切さもかみ締めることができる、
まったく感動的な映画なんだから。
好きすぎる。

泣きまくる。
心底好きで泣きまくる。

ピンポンの主人公とつきあいたいもんね。
彼氏にしたいもんね…。スマイルよりペコだもんね。
というより、わたしがペコだかんね。

っていつも思います。ほっとけや!

松本大洋の描く漫画では、
「鉄コン筋クリート」が大好きだものね。
シロ。シロシロシロシロ!!!!! 

にしても、ピンポン大好き。良すぎ。



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# 過去のない男
2006/06/11 20:59


最近よくレンタルをして映画を観ているのだが、
きょうは、『過去のない男』、そして『オー!ブラザー』を観た。
ちなみに、きのうは、『アメリカン・ヒストリーX』を。

アキ・カウリスマキ監督は、映画評論の授業を受けているときに
『コントラクト・キラー』を観て大好きになったのだが、
それ以外は『10ミニッツ・オールダー』の10分間の作品だけで、
ほかの作品はいまだ観る機会に恵まれなかったのだ。

借りる機会…というより、借りる元気が出たので、
『過去のない男』を借りてみたのだが、
やっぱりアキ・カウリスマキの作品は好きにならずにいられない。
カウリスマキならではの、無口で表情のない紳士が主人公で、
でも、あったかみと優しさが溢れ出ているような感情がびしびし伝わってくる。
表現の面白さは抜群で、話の流れとともに、歴史も垣間見ることができてとても良かった。
寿司とともにいただく日本酒や、クレイジーケンバンドの曲が流れるなど、
日本ネタも飛び出してほくそ笑んでしまうのである。

それにしても、渋い映画である。
とっても良かったなあ。

これからまたFIFAワールドカップ、オランダ戦が
始まるので観なきゃねー。仕事どころの話じゃないよなあ…。



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# サンダーパンツ
2006/05/30 23:35
映画を観た。
『サンダーパンツ』というお話。
オナラがとめられない少年が主人公。
派手にオナラをぶっ放すので、
そんな子に生まれちゃったせいで両親は離婚、
姉は話してもくれず、
学校ではいじめられっこ。
こんなオナラ少年と博士気質の少年が出会い、
自分たちの夢を叶えようとする。
ときめき不思議映画。

自分の弱点を憎んでいたり、
悲しくなってしまったりする人が多いけれど、
弱点は使いようで夢もかなえられちゃうかもよ!
と、勇気をくれるお話です。
あほで、おばかで、感動しちゃう、まいっちんぐかわいい映画でした。

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# ギャングスターNO.1
2006/05/29 00:28
ギャングスターNO.1を観た。
よくわからずに観た。
60年代のギャングの話だ。
ギャングの話面白ス。

No.1の悲劇を描いた作品で、
最後はとてつもなく切なかった。
一匹狼の切なさには
私の心は到底勝てっこないです。
寂しがりやなので。
そういう部分で、群れるの嫌いなんてほざいているけど、
群れているからこそ、一人が好きだなんて言っているのだな。
と思った。えっと、主題からまるでそれております。

ポール・ベタニーが超格好良かった。
あの恰好良さ ふざけんな! 
馬鹿やろう、ぶたやろう、このくそやろう。

俺がナンバーワンだ!!!!
って言いながら屋上から飛んじゃうのは
カッコウ良すぎ、男の浪漫。男の浪漫飛行。
まいっちんぐ恰好良い。

興奮しすぎて下着おろすなよ!!!

わたしは、ゆるっちいオンリーワンよりも、
この世界でナンバーワンにならなきゃ意味ねえじゃん
って思っているタイプの人間なので、
(そういう人は罪を犯す可能性がある性格らしいです)
ギャング映画は好きです。

お風呂はいって寝よまいまい。





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# 映画【es】
2006/05/28 20:13
3月にも観たのですが、訳あって、きょうも映画【es】を観た。

  1971年、スタンフォード大学心理学部で、
  ある実験が試みられた。
  被験者は新聞広告によって集められた24名。
  彼らは、無作為に「看守役」と「囚人役」に分けられ、
  監視カメラ付きの模擬刑務所に収容された。
  二週間、いくつかのルールに従いながら自分の役を演じること、
  それが彼等に与えられた仕事だった。
  しかしわずか7日目で、実験は中止。
  現在、この実験は禁止されている…。

それにしても人間は同じ人間を平気で憎み、
蔑みあえる、恐ろしいイキモノだなぁ。
実際にあった話らしいよね。
人はその状況や立場になると、ここまで豹変して狂いまくり、
殺人者にもなりうるってことだ。
これ、真面目な人こそ、看守役やら囚人役という“役”
になりきってしまっておかしくなるんだと思う。
ワタシが囚人役やってたら、パニック障害で、
息ができなくて死ぬね。間違いなく。
と思っているけど、実際は全然違うのかもしれない。
看守役になんて選ばれた日には、S根性が芽生えて
囚人をいかに懲らしめるかを具体的に考え始めて
実行にうつすタイプかもしれないし、
そう思うと、恐ろしくて恐ろしくて、ゲロ吐いちゃう。

深層心理なんて求めないで、浅く広く
何も知らないほうが敵も味方も存在しないし、
しあわせボケで生きていけるから、良いと思うなぁ。



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# チャーリーとチョコレート工場
2006/05/25 01:21
レンタルをして、
念願のチャーリーとチョコレート工場を観ました。
原作は読んだことがないけれども、さすがティム・バートン。
シュールな部分あり、笑いあり、感動あり。
家族で観ても良いし、一人で観ても大切なことに気づかせてくれるし、
友達と観ても良いし、観て損はない映画だと思います。

わたしは、家族を大切にしていないので、
考えさせられた映画だったかもなあ。
ジョニー・デップは人気俳優だけれども、
彼の演技には脱帽。
俳優だけあってジョニー・デップではない魅力が楽しめて良かったです。

子供だましかと思いきや、そうでもないところにまたほんわり。
やさしい気分になりました。

よかっちよ♡→ܫ←♡

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# CUBEねぇ…
2006/05/09 22:48
もとから、そんなグロテスクな映像(血が流れる等)が流れる映画は
好んで観ないたちなのですが、最近、『SAW』やら『CUBE』やら、
ソリッドシチュエーションホラーといわれるような類の映画を観てみようと、
レンタルショップに行って借りてみたわけです。

『SAW』は、不快な場面がありながらも、
人間の内部に潜む愚かさや心理的な部分を垣間見られたことで
楽しんだ節があったので良いとして『CUBE』にはうんざりです。
今、『CUBE2』を観終えて、げんなりしているところです。
時間の無駄に、不貞寝しようかと思うぐらいです。

私は映画の内容は公言しない類の人間なのでしないので、
話の方向性などは自ら調べてほしいのですが、(不親切!!!)
そりゃあもう、この『CUBE2』に対する、
むしゃくしゃ感は相当なもので、こうして一ヵ月ぶりぐらいに、
ブログに書いている次第です。
観て??? 『CUBE』じゃなくて、『CUBE2』を観て?
2作とも観ても良いと思うけど。それで、感想を教えてください。
好きになる方も、好きな方も、たくさんいらっしゃると思いますが、
私はどうも不快で、今もぼんやりしています。


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# メメント
2006/03/28 13:27

いまさら、メメントを観た。ずっと観たかったんだけど
機会を失って観ることができずにいた映画。
10分前の記憶がなくなってしまう、忘れるという恐怖の世界だ。
ガイ・ピアースは、LAコンフィデンシャルを観て以来だが、
その役とはまるで違い、見た目も変貌しているようだった。

奥さんが殺されたことのショックで記憶を失い、
殺した犯人を捜すことが目的であるが、
10分ごとに現在から過去へさかのぼるようにして
話が進められ、そのアイディアは斬新で見事だった。
記憶を忘れるということの恐ろしさがよく表現されており、
記憶喪失が実際にある症状だと思うと、哀しくなる。
関係ないけど、ワタシ、マルホランド・ドライブって観たっけな。

ワタシも、過去の嫌なことを一切忘れたい。
でも、忘れないことのほうがしあわせであるとかみ締めることができた。
認識。きょうは逃げから現実へ呼び戻されている感じ。
記憶は、自分を見失わない大切なものであり、
記憶は、自分を正当化することなく、真実を伝えてくれる。
どんなに嘯いてみても記憶を消すことができないから
リアルな感情にならせてはくれない。

過去の記憶はありながら、
10分前にしたことを全て忘れるこの話の場合、
彼は過去のことも真実以外の話を創り上げ、
自分で創り上げた真実を自分で書いたメモ書きで10分後にそれを信じ、
自ら奥さんを殺してしまったにもかかわらず、
自分を正当化して犯人を捜し続けている。
記憶喪失の新しい恐怖が存在する。
これは実に哀しい。本当に哀しい。

わたしは五体満足で、明るく笑える。
良いことである。ごくごく普通の生活に乾杯!

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